百合学院高等学校は大阪・兵庫のカトリック・ミッション・スクール(幼小中高一貫校)です。

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百合学院的人間学のススメ

百合学院的人間学のススメ (中高一貫プログラム)

百合学院の総合学習「百合学院的人間学のススメ」では、中学校・高等学校が一環となり、環境破壊、国際問題、福祉における問題など、現代社会で起きているさまざまな現象や問題を、各教科の授業やホームルーム、講演会などを通して考えます。
また、「百合学院的人間学のススメ」で得たもの、考えたことは、毎年12月に行われる「クリスマスの集い」で、劇や歌、プレゼンテーションなど、さまざまな形でのパフォーマンスとして発表されます。
これは、礼拝会の中で、自分たちが学習を通して考えたこと、しなければならないことを訴えるという意味合いを持っています。
「百合学院的人間学のススメ」には、一人ひとりが世の中の事がらに対して常に関心・問題意識を持つことで、あらゆる方向、立場から物事を考えることができる聡明な女性に育ってほしいという願いが込められています。

※2006年度には、高校2年生(42期生)が学習した「シエラレオネ」についての学習が、外務省主催「第4回開発教育・国際理解教育・コンクール」の「実践授業例部門」で「入選」をいただきました。

各学年の学習テーマ

高校1年
福祉
高校2年
国際理解
高校3年
自立
知る・考える・行動する

「百合学院的人間学のススメ」担当 内橋朋子

「百合学院的人間学のススメ」担当 内橋朋子

「百合学院的人間のススメ」は、全国の学校が総合学習に取り組むのに先駆け、1999年から本校が導入しているプログラムです。また、他校の総合学習とは異なり、カトリックの精神、建学の精神に基づいて、ひとりひとりが考え、行動することを目標としています。

このプログラムでは、世の中で起きているさまざまな出来事を調べ、考えていく中で、人間として私たちが主体的に考えなければならないことや、社会の構造的な問題に対する「気づき」を経験します。

世の中のほとんどの人が、人間として正しく生きたい、周りの人に優しくありたいと、考えていることでしょう。「正しさ」とか「優しさ」を示すには、相手の立場に立ち、その相手の置かれている状況について知ること、その原因を探ること、よりよい解決策を考え、実行することが必要です。私は、「知ること」「考えること」「行動すること」がそろってこそ、本当の「優しさ」が発揮できると考えています 。

「百合学院的人間のススメ」の学びを経験した人たちが、社会に出ても自ら問題意識をもって、真の優しさを発揮していってくださることを切に望んでいます。

「国際理解-シエラレオネの貧困を考える」が、外務省主催「第4回 開発教育・国際理解コンクール」実践授業例部門で入選!

外務省主催「第4回 開発教育・国際理解コンクール」実践授業例部門で入選! 募金活動を通じ、本校ではなじみ深い西アフリカの小さな国「シエラレオネ」。世界最貧国とも言われるこの国について調べ、内戦が絶えない現状を絵本や詩で発表する「総合学習」での取り組みが、高く評価されました。

各学年カリキュラム例

高校1年 -- 福祉

現代文 「そこに僕はいた」(1・4組)
「ピノッキオ」から考える差別用語(2・3組)
現代社会 社会保障について
体 育 車椅子体験
家庭総合 高齢者とかかわって生きる
英 語 障害に関する英文
宗 教 パウロの言葉を考える
LHR 雑居工房の人たちから話を聞く・園田苑訪問
旅のバリアフリー

高校2年 -- 国際理解

現代文 戦前、戦中の朝鮮の植民地支配から差別と格差を考える
古 典 山上憶良「貧窮問答歌」を読み、貧しさについて考える
英 語 教科書の「Free the Children」を用いて、児童労働について考える
現代社会 「南北問題」と「南南問題」について考える
宗 教 カンボジア、ニジェール、ボリビアの現状に生きる日本人
家庭科 シエラレオネの子供達への衛生管理の一環として、携帯タオルを作製する
LHR エビと日本人・貿易ゲーム・パーム油を考える・シエラレオネについて学ぶ

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